その49 「ポン菓子屋さん」

幼稚園とは反対側の向かいに、家一軒分の空き地があった。

ここにポン菓子屋さんが来たことがある。

 

横に細長い機械のようなものを設置して

おじさんが大きなハンドルをぐるぐる回していた。

 

機械の半分は鉄人28号のような金属のかたまりで、

あとの半分は金網でできていた。

 

しゅうしゅう湯気が出ていたり、そばに行くと熱かったので、

「ちいちゃい子は近づいたらあかん」と言われた。

 

家からお米を持っていき、順番を待っていると

『どん!』というとんでもなく大きな音がした。

 

ほんの少しのお米が大量のぽん菓子に変わり、

「これはすごいものだ」と感心した。

 

音がうるさくてイヤだったので早々に家に入り

姉と一緒にポン菓子を食べたが、

静電気のせいか手や顔にくっつきまくって 「

珍しくはあるがたいして美味しいものではないな」と、

かいちゃんの感動はすぐに冷めた。



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