「まいにちお祭り」2014.7.25

瀬戸内海の島出身のNさんに

「夏には ”島まつり” がありました?」と伺うと

 

「夏より ”冬祭り” のほうが盛大だったの」
 

「冬にお祭りって珍しいですね?」
 

「島には小さな神社がいっぱいあって、夏には順番に夏祭りをするから、

一日おきくらいにお祭りがあったの」

 

「じゃあ夏休みはずっとお祭り気分ですね?」
 

「そう。まいにちお祭りだったのよ」
 

うふふと思い出し笑いをされました。


「わさび」2014.7.23

「信州の ”わさび” はアルプスのふもとで、
 

それはそれはきれいな水の中で育つの」
 

と長野出身のMさん。
 

「チューブのわさびとは全く別物ですね?」

「そう。香りが良くてツンツン辛くないの」

 

「根っこの部分なんですよね?」
 

「そう。澄みきった水を張ったわさび畑は本当にきれいよ。
 

静岡にもわさびはあるけど、信州にはアルプスがありますからね」
 

さわやかに微笑みながら自慢されました。


「”おみこし”と”おせんべい”」2014.7.18

「夏といえばお祭りですね?」とアイさんに話しかけると
 

「うちのお祭りはね、ちょっとたいしたものだったの」
 

「 ”おみこし” が出るんですか?」
 

「 ”曳き車” もあるの。子供はお菓子がもらえるのよ。
 

おせんべいとかいろんなお菓子が袋にいっぱい入ってるの」
 

「ゆかたを着てお祭りに行くんですか?」
 

「そう、金魚の模様のゆかたを着て。おせんべいを食べながらお祭りを見ていいのよ」
 

「お祭りの時だけは、歩きながらお菓子を食べても叱られないんですね?」
 

「そうなの。おせんべいをポリポリ食べながらお神輿についていくの」
 

「どこのお祭りなんですか?」
 

「神田明神のお祭りなの」
 

神田祭の賑わいの中で嬉しそうにおせんべいをかじっている、
 

ゆかた姿の小さなアイさんが目に見えるようです。


「いなごの串刺し」2014.7.11

「夏休みには昆虫採集をしたわね」と
 

三人の女性が話しています。
 

「トンボとかチョウチョを捕まえて虫ピンでとめるの」
 

「今思えば残酷なことをしてたわね」
 

「イナゴは佃煮にして食べたわ」
 

「針金を持ってイナゴを取りにいくの」
 

「針金を使って取るんですか?」
 

「捕まえたら針金に刺していくの。炙っておやつにするのよ」
 

「火はどうするんですか?」
 

「かまどにいつも種火があるからね」
 

「香ばしくて美味しいのよ」
 

「残酷なことをしてたわね」
 

顔を見合わせて笑う、上品な三人です。


「ささの葉 サラサラ」2014.7.9

♪ささの葉 サラサラ〜♪ と歌っていたNさんが
 

「小さい頃よく、ささの葉を取りに行ったもんだよ」
 

「七夕の飾り付けをするんですね?」
 

「違うよー。町に売りに行くんだよ」
 

「七夕飾り用にですか?」
 

「違う、違う。笹だんごに使うんだよ。
 

山ならどこにでもあるから子供でも取れるだろ。
 

町にはないから、持ってけば買ってくれるんだ」
 

そしてまた

♪ささの葉 サラサラ〜♪ と歌うNさんでした。


「泳ぎは得意!」2014.7.2

「かけっこが速かっただけが ”取りえ” かなあ」とTさんがおっしゃるので
 

「泳ぎはどうでした?」と伺うと、目を輝かせて
 

「泳ぎは得意だったの。家のすぐ前が海だったから毎日泳いでいたの」
 

「夏休みになると一日中、泳いでいたんですか?」
 

「昼ご飯を食べてから海に行って、夕方になるまで泳いでいたの。
 

あんまり帰ってこないから母が心配して呼びに来るのよ」
 

「水が冷たくなるし、波も高くなるから心配されたんですね?」
 

「いつのまにか潮が満ちて砂浜が遠くなってて、ヘトヘトになって帰るの。
 

家に帰ると、晩ご飯ができるまで眠っちゃってたわ」
 

「海のすぐそばだから、水着のまま家に帰るんですね?」
 

「家の外にある水道で、頭から水をかぶって塩気を洗い流してね。
 

冷たいけどさっぱりして気持ちがいいのよ」
 

「泳ぐのが大好きだったんですね?」
 

「すっかり忘れてたわ。楽しかったことを思い出しちゃった」
 

夏休みの子供のようにはしゃぐTさんでした。


グループ回想法「温泉バスツアー」

今日は1クール8回のセッションの8回目です。

楽しかった7回を振り返り、「これからの夢」をテーマに会をまとめます。

道具を使わず抽象的な「夢」を話していただくのが難しい最終回です。
 

Sさん 「私はダンナ様と車で旅行するのが夢なの」

H職員 「温泉ソムリエになって、日本全国の温泉を訪ねてみたいです」

Hさん 「わたしもそれに賛成!温泉はいいわね」

タカ先生「わたしは美味しいお寿司を食べたいわ。中トロとか」

Tさん 「お寿司なら巻き寿司のほうがいいなあ」

あべ  「それなら皆さん、バスを仕立てて温泉旅行に行きませんか?

     車に乗って、温泉に入って、お寿司を食べられますよ」

全員 笑いながら拍手!
 

あべ  「ではT牧師が運転手で、H職員がバスガイド。

     おやつは甘いもの好きのIさんにお願いしましょう」

タカ先生「では私がお弁当の手配をします」

あべ  「どなたか、唄や踊りの得意な方はおられませんか?」

Kさん 「ハイ!わたし、民謡をやっていたので唄います」

あべ  「これで宴会係も決まりました。Kさん、今、ひと声お聴かせください。

     会津磐梯山をどうぞ!」

Kさん 「♪イーヤ〜会津磐梯山は〜宝の〜山よ〜♪」

全員 大喜びで拍手!
 

足が弱っても、耳が遠くなっていても、認知症でも、

回想法の力で、こんなに楽しい「夢」を共有することができました。



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