KホームЛ─ 峪迭櫃院廖150702

6月25日 Р麑棔■祁遑夏 ┣麑椶虜能セッションを終えました。
 

最初は「自発的に話せる参加者さまはおられない」という話でしたが、

終わってみると全員が、

お話好きのおじいちゃま、おばあちゃまになっていました。
 

残念ながら途中で体調を崩された方や、

前回はたくさん話されたのに、今回はあまり、という方もおられます。

だからこそ毎回のセッションが大切で、

「懐かしいことを思い出したよ。私の人生、けっこう楽しかった」

と思っていただくことが、回想法の目指すところなのです。
 

職員スタッフの変化にも目を見はります。

参加者さまのADLや体調の変化にはすぐ気付くワーカーさんでも、

微妙な心の動きや表情の変化、指先のしぐさなどには、

忙しさのせいもあって、気付かないことがあります。

グループ回想法に1クール参加すると、

日常業務では習得しにくいスキルがぐんと上がるのです。

「コ・リーダーが上手くできませんでした」と落ち込むワーカーさんは、

あたらしい視点を獲得して、見えなかったものが見えてきた、

素晴らしいスタッフだと思います。


まち子 と みつ子   「訓練?」

まち子の家に宅配便が届いた。

受け取ったものの、送り主の名前がない。

開けてみたが、注文した覚えのない品物が入っていた。

個人情報流出とか、送り付け詐欺とか、しばし考えたのち、

もういちど箱をよく見ると請求書は入っていない。

出荷元に問い合わせようかと思ったが

amazon というのは、娘がよく荷物を送って来る箱である。

とりあえず娘に電話して

「何か、うちに荷物送った?」と訊いた。
 

まことに冷静で正しい対処である。
 

実は、娘(つまり私)が自分の注文したものを、

誤って母親の住所に送ってしまったのであった。


KホームΑ 崗討芋」 150618

焼き芋を新聞紙に包んで

「みなさん、これは何だと思います?」と参加者に回すと、

「何かしら?」と皆さん興味津々。

細長くて、ずしっと重くて、あたたかくて、新聞紙が湿めっていて。

みんなが首をかしげる中、誰かが「焼き芋!」と声を上げます。

他の ”道具” だと「知らないわあ」という方も、

焼き芋を見ると満面の笑顔になります。
 

リーダーのタカ先生がTさんの「焼き芋の思い出」を聞いていると

Tさんの隣に座っている方が「聞いて!」とはっきり言われました。

声が小さく、かすれていて、言葉がすっと出てこない高齢の女性です。

回を重ねるごとに、少しずつ話されるようになりましたが、

半分くらいは言葉が聞き取れないような状態の方なのです。

(「聞いて!」の言葉に感動して、話の内容は忘れてしまいました)
 

ちなみに ”焼き芋” は、その場で切って皆で食べます。

食事制限のある方が参加されている場合は、

残念ながら使えない ”道具” です。


Kホーム  「退室」 150611

今日は5週目のセッションですが、初参加の男性が来られました。

テーマは「学校へ行くときの服装」

セッションが始まって30分ほどすると

「もういいよ。向こうに帰る」と言われ、退室されてしまいました。
 

理由はいくつか考えられます。

女性の参加者ばかりで男性ひとりだったこと。

耳が遠く、通訳は付いたものの、話が聞こえにくかったこと。

話題に興味がなかったこと。
 

1クールのセッションが8回である意味は、

回を重ねるごとに緊張が取れ、親しみが増していくことです。

5回目以降は、心を開いた話ができるとされています。

参加したことを憶えていない認知症の方でも、

1回目より2回目、2回目より3回目と、関係性が深まるのです。
 

初めて来られた男性は、この輪の中に入られず、

居心地が悪かったのかもしれません。
 

次回のクールの時に、最初から男性数名と参加して貰えば、

お話しの会を楽しんでいただけるのではないかと、考えています。


まち子 と みつ子  旅行編「記念写真」

みつ子は写真が好きである。

旅行に行くと必ず「撮って、撮って!」と言うわりに、

いつも直立不動で、少し怒ったような顔で写っている。

ロングショットだと「顔が分からへん!」と言い、

アップだと「シワが写る!」と嫌がる。
 

ディズニーランドが、よほど楽しかったのか、

まち子と並んだ写真は、いい笑顔ばかりである。

「あらー、みつ子さん、若いわー」

「まち子さんこそ、よう写ってるわー」

互いに誉めあって喜んでいると思ったら、

「この写真、お葬式に使ってもらおう」

「わたしも、これがいいかな」

いつのまにか ”遺影” 選びをしている二人であった。


まち子 と みつ子  旅行編「並列化」

まち子とみつ子はよく しゃべる。

自分の体調のことから始まって、家族や親戚の近況、

料理のレシピから、若い頃の苦労話から、最近のニュース。

情報の並列化を目論んでいるのではないかと思えるほどだ。
 

「あらー、偶然!」という声が聞こえたので何かと思うと

まち子の出た小学校と、みつ子の次男三男が出た小学校が

同じだったことが分かったのである。

「先輩・後輩ってことやねえ」と二人で感心している。

淡路島生まれだと思っていたまち子は岸和田生まれで、

小学校五年生まで、なんちゃら小学校に通っており、

その約40年後、みつ子の息子たちが父親の転勤で、

なんちゃら小学校に入学した、ということらしい。
 

どこまで詳しく経歴を語りあってるんだ!

と、またまたツッコミたくなるのであった。


まち子 と みつ子  旅行編─屬ひとりさま」

向かうところ敵なし、と思われる まち子とみつ子だが

意外にも共通する弱点がある。
 

「わたし、ひとりで食べもの屋に、よう入らんのよ」

「わたしも。お腹すいても我慢して家に帰るわ」

「誰かと一緒やったらいいんやけど」

「ひとりやったら寂しいというか、落ち着かんよねえ」

「でも主人が亡くなって ”おひとりさま” になってんから、

そんなことも言うてられへんと思うの」

「いい歳して、どこでもひとりで行けんとあかんよねえ」
 

「棺おけに入るときはひとりですからねえ」

とツッコミそうになるのを、必死でガマンする嫁であった。



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