「記憶と知識」 130912

「今日のテーマは ”お国なまり” はどうでしょう?」
と参加者の男性が言われました。

「私は鹿児島の出身です。
友人ふたりが東京のバラ園で鹿児島弁で話していると、
同じく鹿児島弁で話している三人連れがいて、
同郷の気安さで意気投合して話しているうちに、
共通の知人として私の名前が出たそうです。
お国なまりで話していたから分かった、面白い偶然です」

そのお話のあと、それぞれの出身県の方言で盛り上がったのですが、
さて、回想法としてこれは成功と言えるのでしょうか。

こういうふうに話が展開していくと、
記憶ではなく知識を語り合うことになりがちです。

それはそれで楽しいのですが、
「記憶を掘り下げる」という作業ができなくなります。

参加者が席に着かれてから
「今日のテーマは・・」とリーダーが話し出すのは、
ふっと思い出した記憶を言葉にしてほしいからです。

想い出を細かい部分まで掘り下げて映像化し、
温度や匂いを感じるまでにするのが回想法の本来の力なのです。


 



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