その8 「鏡開き」

1月15日まで飾った鏡餅は、大きな亀裂やひび割れが入り、

上下が重なる部分には青っぽいカビが生えていた。

 

石のようにカチカチになったのを木槌でコンコンと、できるだけ小さく砕き、

カビの部分をこそげ落として、水に浸けておく。

大きな白いホーローのボウルで、フチの部分だけ赤だった。

 

時間がたつと表面が次第にデロデロになっていくものの、

こんなものが食べられるのか?と、かいちゃんは疑問に思った。

 

翌日、幼稚園から帰ると、きな粉をまぶした ”あべかわ餅” ができていた。

「蒸して、搗きなおした」 と母が言ったが、

その過程を見たかった!と少し残念な、かいちゃんであった。



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