その200「新子と いかなご」

春になると「新子」という小さな魚が出てくる。

母の説明によると 新子は「いかなご」の赤ちゃんで、

生まれたばかりのやつを ゆでたものだそうである。

 

母は「新子」と言う時と「釜揚げ」と言う時があり、

かいちゃんには区別がよく分からない。

 

さらに「かますご」とか「いかなご」とか

大きさによって母は区別しているようであった。

小さくても乾いたものは「ちりめん」と呼び、

少し大きいものは「じゃこ」と言い換える。

 

小さな新子は柔らかくて塩気があるので

白いご飯の上に乗せて食べるのが美味しく、

大きくなった いかなごは

網で焼いて しょうが醤油で食べる。

 

かいちゃんはどちらも好きではあるが

あまり大きくなると頭の部分が がしゃがしゃして

のどに刺さりそうで飲み込みにくい。

 

頭をちぎって残そうとすると

「カルシウムやから食べなさい!」

と母に叱られた。



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