「炎の人」 三好十郎

ベルギーの炭鉱の伝道師、25才のヴィンセントは

常軌を逸した自罰的行動で職を失い、画家への道を歩み始める。

父との確執、弟テオへの愛と甘え、人としての常識の欠落。
35才、精神を病むヴィンセントの絵は世間に受け入れられず、
フランスでゴーギャンと共同生活を始めるが
ゴーギャンへの憧れと憎悪、劣等感とプライドの間で心を苛み、
自分の耳を切り落として、なじみの娼婦に贈る。
37才、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホはピストル自殺で炎の生涯を終える。
翻訳物の戯曲かと思うほどヨーロッパの匂いがする。
難しい言葉や古臭い言葉がひとつもない。
最後に三好十郎がゴッホに捧げた賛辞のセリフに、
戯曲を読んだだけなのに泣けてしまう。

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