「西の国の人気者」 J.M.シング

若い娘が留守番をしている居酒屋に薄汚い若者が転がり込んでくる。

口うるさい親父の頭を叩き割って逃げて来たと言う。

それを聴いた娘や村人たちは皆、たいした奴だと若者を祭り上げてしまう。

彼こそ「西の国の人気者」である。

ところが死んだはずの親父が現れ、がっかりする村人たち。

もう一度親父の頭を叩き割った若者は今度は警察に突き出されかける。

しかしまたまた生き返った親父。

若者は娘と別れて父親と共に故郷に帰って行く。

 

演劇の主人公が王侯貴族ではなく一般庶民になった、

そういう時代の戯曲。

コメディはコメディだけれどブラックユーモアというか、

「一撃で親父の頭を叩き割るなんて全くたいしたもんだ!」

と人気者になってしまうとは、なんという展開…。

 

JUGEMテーマ:読書感想文



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