その140 「月見草」

かいちゃんたちが月見草と呼んでいた花は

実は待宵草(マツヨイグサ)であったらしい。

 

月がきれいな季節の夕方に咲くし

お月さまのように黄色い色だし

こどもたちは これこそが月見草だと思っていた。

 

庭先にもあったが野原にも咲いていた。

 

つぼみは淡い黄緑色で2センチほどの細長さである。

開く少し前には先っちょが反ったようになって

ほんの少し黄色い色が覗く。

 

いちばん外側の皮をぺりぺりめくると

黄色いつぼみが現れる。

これを「バナナだ」と言って笑い合う。

 

しっかりと巻かれた花びらを剥がしていくと

薄緑色のめしべやおしべが出てくる。

すでにつぼみは ばらばらである。

 

こんなふうにしなければ綺麗に花が開いたのにと

少し可哀想に思いながらも

月見草をみるとちぎらずにはおられない

かいちゃんたちであった。



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